高血圧は食事で塩分を控えることでも血圧を調整することができます。塩分が少なくバランスの取れた食事をするだけでも高血圧を改善することができるので、毎日食事には気をつけましょう。では、どのような食事がいいのかご紹介していきます。

高血圧治療に用いる第一選択薬の種類と特徴

高血圧の治療は、最初は運動と食事療法ですが、それでも血圧が下がらない人、又は心血管病などの関連がありリスクの高い人は薬を用いて治療していきます。今回は高血圧の第一選択薬についてその特徴を説明していきます。

まず高血圧治療の第一選択薬として、ACE阻害剤(又はARB)、カルシウム拮抗剤、利尿剤があります。これら3つの中から一つ選び、治療を行っていきますが、薬の効き目が弱かったり症状が重い場合は、3つの中から2剤選んで併用、それでも改善しない場合は3剤とも併用するのが一般的に推奨されている方法です。また、高血圧の他に併発している病気がある場合、その病気に合った降圧薬を積極的に選択する事が大事です。

ACE阻害剤とARBは、どちらも血管を収縮させる働きのあるアンギオテンシンIIを抑制して血圧を下げるお薬です。心臓の保護作用もあるので、心不全や心筋梗塞を併発している患者さんには積極的に適応されます。
また、腎臓の糸球体という場所にある血管を緩めて腎臓の保護をする作用もあり、腎臓病併発の患者さんにも使われる他、インスリン抵抗性の改善作用もあるので、糖尿病併発の高血圧患者さんにも積極的に用いられます。

カルシウム拮抗剤は、血管の細胞に入るカルシウムを減らすことで血管を弛緩させ、血圧を低下させます。心機能を抑制する作用があり、狭心症を併発している患者さんに積極的に適応されます。
アダラートが代表的なカルシウム拮抗剤として多くの方に使われています。

利尿剤はいろいろな種類がありますが、基本的には尿量を増やして血管内の水分を減らし、血圧を下げる働きがあります。血管内の水分を減らすと心臓への負担を和らげることが出来るので、心不全を併発してある患者さんに積極的に用いられます。また、骨粗鬆症の人に唯一使える降圧薬でもあります。

降圧薬には他にもさまざまな種類があります。患者さんの状態や状況によって、たくさんある中から臨機応変に適切な種類のものを選んで治療をしていかねばなりません。